釜炒り茶とは、中国から伝わったお茶の加工技術で、日本茶の原点といえる製造方法です。

日本独自の技術が発展し「蒸し茶」「緑茶製法」などが主流となり、現在、釜炒り茶を製造しているのは日本のお茶の生産量の0.5%しかありません。そのほとんどが九州の山間地域で生産されており、中でも宮崎県1番の生産地となっています。 宮崎県の茶業試験場が「釜炒り茶専用品種」として開発したのがこのうんかいという品種です。釜炒り茶の香ばしい香りや製造条件に合うように改良されていますが、その栽培条件によりほとんど普及していない品種です。おそらく、ネットで買えるのは亀長茶園のホームページだけです。ぜひ一度亀長茶園の釜炒り製「雲海茶」をご賞味ください。